《ベルタ葉酸マカプラス》と《ベルタ葉酸サプリ》の違い！

唐突ですが、【ベルタ葉酸マカプラス】という葉酸サプリをご存じでしょうか？

【ベルタ葉酸マカプラス】は葉酸サプリとして非常に有名なベルタ葉酸サプリを販売している株式会社ビーボからリリースされている商品です。

同じ葉酸サプリである【ベルタ葉酸マカプラス】と【ベルタ葉酸サプリ】ですが、含まれる含有成分がことなるため、お勧め用途が異なってきます。ここでは、【ベルタ葉酸マカプラス】と【ベルタ葉酸サプリ】の違いについて確認していきたいと思います。

含有成分から見えてくる【ベルタ葉酸マカプラス】と【ベルタ葉酸サプリ】の違い

項目	ベルタ葉酸マカプラス（3粒）	ベルタ葉酸サプリ（4粒）
葉酸	400μg	400μg
国産マカ	配合有り	配合無し
亜鉛	8.9mg	0.15mg
DHA・EPA	3.0mg	0.2mg
コエンザイムQ10	15mg	配合無し
ピニトール	0.3mg	配合無し
鉄分	10.02mg	20mg
カルシウム	9mg	250mg
野菜	配合無し	23種類
美容成分	配合無し	5種類
エネルギー	8.2ｷﾛｶﾛﾘｰ	3.99ｷﾛｶﾛﾘｰ
タンパク質	0.35g	0.13g
脂質	0.62g	0.06g
炭水化物	0.31g	0.74g
食塩相当量	0.003ｇ	0.015g
ビタミンC	50mg	31.4mg
ビタミンB1	1.2mg
ビタミンB2	1.38mg
ビタミンB6	1.5mg	3.23mg
ビタミンB12	2.4μg
ビタミンA	302μg
ビタミンE2	2.9mg
ナイアシン	12.9mg
ビオチン		43.7μg

妊活にフォーカスした【ベルタ葉酸マカプラス】

ベルタ葉酸マカプラスは、その名が示す通り《国産マカ》を含め、《葉酸》《スピルリナ》《ピニトール》《亜鉛》《コエンザイムQ10》等が多く含まれています。これらは主に妊娠前、つまり妊活をサポートしてくれるものです。

国産マカ

国産マカにはビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEはホルモンバランスを調整し、排卵を促進したり卵巣を大きくし、より安全に出産できる身体づくりをサポートします。

またビタミンEは抗酸化作用が強いのも特徴です。年齢を重ねるごとに出産は難しくなりますが、その原因の一つとして卵子の老化があげられます。ビタミンEを積極的にとることで、卵子の老化を遅らせる効果が期待できます。そのため、高齢者出産を目指すママにもマカに含まれるビタミンEはオススメです。

スピルリナ

スピルリナにはビタミンB12やミネラル・カロテン等が含まれています。中でも野菜からほとんど採ることができないビタミンB12が豊富に含まれていて、ビタミンB12は早産などの出産リスクを低減させることがわかっています。またビタミンB12は葉酸を効率よく吸収・代謝するためにも必要な栄養素となります。

亜鉛

ベルタ葉酸マカプラスでは普段の食事からは吸収されにくい、亜鉛が8.9mg配合されています。亜鉛は女性のホルモンの作用を高め受精卵が子宮内膜に着床しやすくする働きがあります。

また、亜鉛は妊活をする男性にも嬉しい効果があります。まず、亜鉛は前立腺に働きかけ、精子を形成する手助けをすることがわかっています。また精子自体の量も増産されるといわれています。ただし、他の栄養素と同様にバランスの偏った過剰摂取は禁物です。

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10も男性・女性にとっても妊活をサポートしてくれる成分です。まず男性への効果ですが、精子の量が少ない男性や、運動効率の悪い精子が多い場合コエンザイムQ10を摂取するこで、これらの改善が期待されます。これは、一般的な健康的精子が劇的に活発になる訳ではなく、元気のない精子が健康的な精子になるといった意味合いとなっています。

次に女性への効果ですが、コエンザイムQ10はミトコンドリアのエネルギー生産効率の低下を防ぐことで、卵子の質が低下してしまうことを防止する効果が期待されます。ただし、コエンザイムQ10は大きな健康被害は報告されていないませんが、妊娠中や授乳期の安全性のデータが不足しているので、不安を感じるのであればかかりつけの産婦人科で相談してみましょう。

妊娠・授乳にフォーカスした【ベルタ葉酸サプリ】

ベルタ葉酸サプリについては、ご存じの方も多いかと思いますが、ベルタ葉酸サプリは葉酸に加えて、《鉄分》《カルシウム》《野菜》《美容成分》といった、妊娠や授乳期をサポートする成分に加え、美容成分も含んだ、妊娠・授乳期にオススメなサプリメントとなっています。

鉄分

鉄も葉酸と同様に、妊娠すると普段の食事にプラスアルファで摂りたい栄養素の一つです。鉄は、血液中に含まれるヘモグラビンの材料となるミネラルとなります。ヘモグロビンの主な働きは酸素を体中に運搬すること。

お腹の中の赤ちゃんは、口や鼻で呼吸しなくても酸素を取り込むことができるのは、お母さんの胎盤・へそのおを通じて酸素が運搬されているからです。つまり、赤ちゃんがお腹の中で健康に成長するためには必要不可欠な成分という訳です。妊娠中に極端に鉄が不足してしまうと、発育不足・早産のリスクが高まると言われています。