数独-超難問集5/10-解答

数独-超難問集の5/10問目

下記の解答を見る前に是非ノーヒントで数独難問にチャレンジしてみてください。
下記のリンクから、PDFをダウンロード・印刷することが可能です。
PDF-数独-超難問集5/10をダウンロード・印刷

アナログではなくデジタルでチャレンジしたい方は、少し手間ですが、下記のリンク先にて問題を入力することでデジタルで数独難問にチャレンジすることが可能です。数独を楽しむことはもちろん、簡単な手順も解析もしてくれるので、参考にしてみても良いかと思います。※背理法等のトライアンドエラーで進める手順は解析されないので注意が必要です。

説明を始める前に、わかりやすいように各所の呼び名を決めておきたいと思います。

左下を基準に行(横)をX1~9、
そして、列(縦)をY1~9とします。

次に左上を基準に3×3マスの9マスをブロック1~9とし説明していきたいと思います。ここで紹介している数独は上級者向けの難問となっています。「数独って?」「数独のルールは?」という方は下記の記事を参考にしてみてください。数独の基本ルールを紹介しています。

数独-難問手順.1-ブロック1・ブロック7・ブロック8の《8》を確定させます。

ブロック2そしてブロック9の配置位から《X:8/9 Y:7》のいずれかに《8》が入ることが確定しているため、《X:1/3 Y:7》から《8》が除外されます。結果《X:3 Y:9》=《8》ということがわかります。

ブロック1の《8》が確定すると、ブロック7そしてブロック8の《8》が確定することがわかります。

数独-難問手順.2-ブロック7・ブロック6の《7》を確定させます。

ブロック5・ブロック9の《7》の配置から《X:5/6 Y:2》のいずれかに《7》が入ることが確定しているため、《X:1/2/3 Y:2》から《7》が除外されます。結果《X:3 Y3》=《7》となります。

次にブロック7とブロック5の《7》の配置から《X:1/2 Y:4》のいずれかに《7》が入ることが確定しているため、《X:8/9 Y:4》から《7》が除外されます。結果、《X:8 Y:5》=《7》となります。

数独-難問手順.3-全てのブロックの《8》を確定させます。

まず、ブロック2・ブロック4・ブロック8の配置から、《X:5 Y:4》=《8》といことがわかります。

ブロック5の《8》が確定したら、ブロック6 ⇒ ブロック3の順で《8》が確定します。

数独-難問手順.4-・ブロック5・ブロック6・ブロック3・ブロック1の《1》を確定させます。

ブロック5の《X:4 Y:4》の《1》を基点に、ブロック6 ⇒ ブロック3 ⇒ ブロック1 の順に《1》を入れていきます。特に難しいテクニックは不要で普通に埋めていくことができます。

数独-難問手順.5-ブロック4・ブロック1の《2》を確定させます。

ブロック3の《2》の配置から《X:7/8 Y:4》のいずれかに《2》が入ることが確定しているため、《X:1/2/3 Y:4》から《2》が除外されます。結果《X:3 Y:5》=《2》であることが確定します。

次に、ブロック3・ブロック5の《2》の配置から《X:4/6 Y:7》のいずれかに《2》が入ることが確定しているため、《X:2 Y:7》から《2》が除外され、《X:2 Y:8》=2であることがわかります。

数独-難問手順.6-ブロック9の《1》を確定させます。

ブロック3、ブロック6の《1》の配置からブロック9に入る《1》のマス候補は、《X:8 Y:1/2/3》に絞られます。次に同様にブロック7・ブロック8に入る《1》の候補もグリーンエリアに絞られます。

この時、ブロック7・ブロック8のグリーンエリアいずれに《1》が入った場合でも、《X:8 Y:1/2》から《1》が除外されます。結果、《X:8 Y:3》=《1》ということがわかります。

数独-難問手順.7-ブロック8の《1》を確定させます。

超難問集5/10の難所となります。

まず、ブロック3の《2・9》。そして行《Y:3》の《2・9》の配置から、《X:7 Y:1/4》は《2と9》の専用マスであることがわかります。

次に列《X:4 Y:3/9》の赤いエリアは《4と5》のみが入る専用マスとなっているので、《X:4 Y:1》=《2もしくは9》が入ることがわかります。すると、《X:4/7 Y:1》は《2と9》のみが入る専用マスであることがわかります。

すると候補として

《X:4 Y:3》=《4・5》
《X:5 Y:1》=《4・5・1》
《X:6 Y:1》=《4・5》

となり《X:4 Y:3》と《X:6 Y:1》は《4・5》のみが入る専用マスとなり、《X:5 Y:1》=《4・5・1》から《4・5》が除外され、《X:5 Y:1》=《1》となることがわかります。

ブロック8の《1》が確定するとそのまま、ブロック7の《1》が確定します。

数独-難問手順.8-ブロック8の《4・5》そしてブロック2・5の《4》を確定させます。

ブロック6の配置からブロック5のグリーンエリアのいずれかに《5》が入ることが確定しています。前述までに《X:6 Y:1》=《4もしくは5》が確定していたので、《5》を除外して、《X:6 Y:1》=《5》ということになります。

《X:4 Y:3》=《4・5》から《4》を除外して《5》。
《X:4 Y:9》=《4・5》から《5》を除外して《4》。
すると《X:5 Y:5》=《4》ということがわかります。

数独-難問手順.9-ブロック2の《5》を確定させます。

ブロック6の《5》の配置からブロック3には《X:8/9 Y:8》のいずれかに《5》が入ることがわかります。すると、《X:1/2/3 Y:7》のいずれかに《5》が入り、また、《X:5/6 Y:9》のいずれかに《5》が入ることがわかります。

次に、ブロック8の《5》の配置から《X:6 Y:4/6》のいずれかに《5》が入ることがわかるため、《X:6 Y:9》から《5》が除外されます。結果、《X:5 Y:9》=《5》ということがわかります。

数独-難問手順.10-ブロック2・3・9・6・5の該当箇所を確定させます。

まずは、ブロック8の《3》の配置から《X:6 Y:4/5/6》のいずれかに《3》が入ることが確定し、結果《X:6 Y:9》=《7》であることがわかります。

ブロック2の《7》が確定したら

《X:7 Y:9》=《3》
《X:7 Y:3》=《4》
《X:9 Y:3》=《3》
《X:8 Y:4》=《3》の順に確定していきます。

《X:6 Y:5》については、ブロック6の《3》の配置から《X:1/2/3 Y:6》のいずれかに《3》が入ることから、《X:6 Y:5》=《3》ということがわかります。

数独-難問手順.11-ブロック3の《5》とブロック9の全てを確定させます。

手順.7で《X:7 Y:1/4》は《2と9》の専用マスであることは確定しているため、《X:7 Y:7/8》は《6・7》の専用マスであることがわかります。《X:8 Y:8》の候補は《5・6》なので、ここから《6》が除外され《X:8 Y:8》=《5》となります。

ブロック3の《5》が確定したら・・・・

《X:9 Y:2》=《5》
《X:8 Y:1》=《6》
《X:8 Y:2》=《2》
《X:7 Y:1》=《9》
《X:7 Y:4》=《2》の順に数字を埋めることができます。

数独-難問手順.12-最終回答

後は特殊なテクニックがなくても順序良く空きマスを埋めることができます。以下は最終回答となります。

まとめ-数独-超難問集5/10-解答

今回の難所は、手順.7です。ブロック・列・行から複数候補の専用マスを見つけるのには、慣れが必要になってくるかと思います。