【エネキー《EenKey》×楽天カード】登録にオススメしたいクレジットカード!

いきなりですがガソリンスタンドのENEOSで《便利》&《お得》給油ができるクイック決済ツールのエネキーをご存じでしょうか?現在、国内のガソリンスタンドの店舗数の40%以上はENEOSで、様々な広告ツールでエネキーが宣伝されてるのでご存じの方も多いと思います。では、エネキーに登録するクレジットカードの種類によって、割引額が大きく変わってくることはご存じでしょうか?

【エネキー《EenKey》×楽天カード】この組み合わせがオススメ!

結論から先に言ってしまうと、エネキーに登録するクレジットカードは楽天カードがおすすめです。

エネキーはクレジットカードを事前に登録しておくことで、ガソリン・軽油・灯油の清算がとても簡単・便利になるクイック決済ツールです。エネキーには、新規に発行したクレジットカードはもちろん、手持ちのクレジットカードのほとんどが登録が可能なので、どのクレジットカードをエネキーに登録するか悩まれる方もいるかと思います。

繰り返しになりますが、エネキーに登録するクレジットカードは楽天カードがおすすめです。ここでは、エネキーの特徴や、エネキーに楽天カードがおすすめな理由について紹介していこうと思います。

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エネキー《EenKey》について簡単に解説

いきなり、【エネキー《EenKey》×楽天カード】の話になってしまいましたが、「EneKeyって何?」という方の方向けにまずはエネキーについて簡単に紹介していきます。エネキーは事前にクレジットカードをエネキーに登録しておくことで、《ガソリン》《軽油》《灯油》の清算が超便利になるクイック決済ツールです。

《楽天Edy》《モバイルSuica》《nanaco》《QUICPay》《モバイルWAON》などのタッチ決済ツールがENEOSのガソリンスタンドで使用できるイメージですね。わざわざ財布を取り出さなくても清算することが可能です。

セルフガソリンスタンで給油して清算する際、ポケットから財布を取り出して支払いする・・・当たり前のことですが、意外に手がふさがっていたり、不便に感じることがありますが、キーホルダー型のエネキーを車のカギにつけておけば、車のカギを車内から持ち出すだけで給油が可能になります。

また、各ガソリンスタンドによって異なるのですが、多くのENEOSガソリンスタンドではエネキー割引を実施しているところが非常に多いです。割引額は各ガソリンスタンドによって異なりますが、(2023年現在)1円~2円/ℓ引きの所が多くなっています。キャンペーン時等はエネキー割引で3円以上/ℓ引きを行ってい場合もあります。

また、エネキーにはクレジットカードとは別にポイントカードも(Tポイント・楽天ポイント・dポイント)登録(紐づけ)することが可能です。紐づけしておくと、わざわざポイントカードを計量機に通さなくても、清算と同時に自動で各種ポイントを付与してくれます。

これだけの機能を備えているエネキーですが、年会費や使用料などの別途費用は一切かかりません。さらに紛失・盗難補償もついているので、万が一の時にも安心です。普段からENEOSガソリンスタンドを使用しているのならエネキーを作らない手はないですよね。エネキーの特徴をまとめると以下の通りです。

エネキーの7つの特徴

7つの特徴
  1. わざわざ財布を出さなくても決済ができる
  2. 手持ちのクレジットカードで登録可能(新たに発行したカードももちろん可)
  3. 多くのENEOSガソリンスタンでエネキー割引がある
  4. 超小型・超軽量・車のキーホルダーとして使用できる
  5. 《入会金》《年会費》《使用料》すべて無料
  6. 安心の紛失・盗難補償付き
  7. Tポイント・楽天ポイント・dポイントがワンタッチ付与

エネキーの発行方法等については、下記の記事でもまとめているので、よければ参考にしてみてください。

エネキー《EenKey》に登録できるクレジットカードと分類

先程も紹介した通りエネキーにはほとんどのクレジットカードが登録可能で、登録できるクレジットカードは【ENEOSカード】【特別提携カード】【一般提携カード】の3種に分類されます。ちなみにエネキーに登録をオススメしたいクレジットカードの楽天カードは【特別提携カード】に分類されます。

【ENEOSカード】【特別提携カード】【一般提携カード】の3種で特徴がかなり異なるので紹介していきます。

エネオスと相性抜群の【ENEOSカード】

トヨタファイナンス(株)が発行するエネオス独自のクレジットカード。ブランドは《VISA》《JCB》から選択可能です。エネオス独自にクレジットカードなので、エネオス関連の割引や特典は豊富です。ガソリン給油割引のみが目的であればENEOSカード一択です。

エネオスカードはライフスタイルに合わせて、3種類《ENEOSカードC・ENEOSカードP・ENEOSカードS》のカードから選ぶことができます。


ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》

ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》は毎月のカード利用金額に応じてガソリン・軽油の値引き金額が変動する少し尖った特典を持つクレジットカードとなります。基本的には、給油を頻繁におこなう方向けのクレジットカードとなります。特典内容は以下の通りです。


1ヶ月のカード利用金額値引き単価
7万円以上7円/ℓ引き
5万円~7万円未満5円/ℓ引き
2万円~5万円未満4円/ℓ引き
1万円~2万円未満2円/ℓ引き
1万円未満1円/ℓ引き

ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》は「最大7円/ℓ引き」が可能な火力抜群なクレジットカードとなります。《エネキー割引》《LINEクーポン割引 OR エネオスSSアプリクーポン割引》を併用すれば10円/ℓ引きを余裕で超える、ENEOS最強のクレジットカードになります・・・

ただし、繰り返しになりますが、ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》は特典や条件がかなり尖った仕様になっているので、ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》で最大限の割引効果を得るためには、1ヶ月《ガソリンの給油量・カードの利用金額》をかなり細かくコントロールしなければなりません。注意すべき尖った条件やポイントは以下の通りです。

尖った条件やポイント
  1. 割引単価適用は家族カードを含めた合算で150L/1ヶ月まで
  2. カード利用金額(7万円以上)は《エネオスでの給油(買い物)》《エネオス以外での買い物》の合計金額で計算
  3. 単価の安い軽油向き・逆に単価の高いハイオクには不向き

まず条件ポイント①の「割引適用は150L/1ヶ月まで」についてですが、逆に言うと1ヶ月に150L近くまでガソリンを給油しないと、ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》の割引恩恵を最大限得ることはできません。仮に普通乗用車のガソリン燃料タンク容量が50L程度とすると、1ヶ月に3回程度も空のタンクを満タンにする必要があります。この時点でかなり厳しいですね。

逃げ道としては、家族カードの利用です。ENEOSカードCの利用金額や割引単価適用は家族カード分も含まれるので、家族全体で1ヶ月150Lの給油であれば、ハードルは少しは下がるでしょう。家族カードを増やさないのであれば、他の家族が所有している自動車等も1枚のENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》で給油すれば、結局家族全体で給油量を稼げることになります。どちらにせよ、1ヶ月に150Lの給油は仕事上の関係やその他、少し特殊な環境下でないと難しいですね。

条件ポイント②の「《エネオスでの買い物》《エネオス以外での買い物》の合計金額」というのもかなりコントロールが難しいです。この条件は具体的にいうと、ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》を利用して《ガソリン給油+その他の買い物》の合計金額が7万円程度にしないと、ENEOSカードCのお得感は下がります。

ここで条件ポイント①に戻るのですが、ENEOSカードCの得点を最大限まで生かすなら1ヶ月の給油量は150L程度にする必要があります。つまり、7円/L引きを引き出すための1ヶ月のカード利用の7万円の中に給油150L分の金額を含める必要があります。ややこしいですね。例えばガソリン代が160円/Lの場合・・・

160円×150L給油=24,000円となりますね。つまり、70,000円から24,000円を引いた46,000円分をガソリンの給油以外に使用する必要があり、この理想的な数字から離れれば離れるほど、ENEOSカードCのメリットは失われます。ガソリンの価格は定期定期に変動しますし、月々のお買い物金額もバラバラ。これらの金額をコントロールするのは至難の業ですね。

さらにここに条件ポイント③が追い打ちをかけます。
ENEOSカードCの割引は《割引率》ではなく《割引単価》が適用されます。つまりガソリン価格が変わっても値引き金額は変わりません。ありえない話をすると、ガソリンが7円/Lの場合、7円引きでガソリン代はタダです。100%還元素晴らしいですね。逆にガソリンが700円/Lの場合、7円引きで693円の1%還元。あまり嬉しくありませんね。

何が言いたいかというと、ガソリン代が高騰している時期はENEOSカードCのメリットはかなり下がってしまうということです。計算式は少し複雑になってしまいますが、条件ポイント①と②を完璧にクリアした状態であっても、ガソリン代が180円/Lを超えてしまうと、ENEOSカードCよりもENEOSカードPの方がお得になります。条件①と②の条件を完璧にクリアしていない状態であれば、その差は歴然となるでしょう。なので、ENEOSカードCは金額の高いハイオク指定の自動車には不利なカードと言えるでしょう。

逆にガソリンの価格がかなり下がっている状態や価格が比較的安い軽油であれば比較的メリットを出しやすいカードと言えるでしょう。どちらにせよENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》がお得になるのは、超少数派と覚えておきましょう。

ENEOSカードP《ポイントタイプ》

ENEOSカードに限定した話であれば、《普段使い+ガソリン給油》で多くの方がお得になるのがこのENEOSカードP《ポイントタイプ》です。エネオスの利用であれば最大3%還元、エネオス以外の買い物の場合、0.6%の還元率となります。ENEOSカードP《ポイントタイプ》のポイントをまとめると以下のようになります。


4つの特徴
  1. ENEOSでの利用で1000円ごとに30ポイント(3%還元)
  2. ENEOS以外での利用で1000円ごとに6ポイント(0.6%還元)
  3. 貯まったポイントは1000ポイント=1000円でENEOSでキャッシュバック
  4. 1000円未満のポイントは切り捨て
  5. ポイントの有効期限は2年間

エネオスでの利用は還元率3%と高還元ですが、それ以外の買い物が0.6%と還元率がいまいち。また、1,000円未満のポイントが切り捨てになってしまうのも大きなデメリットですね。ENEOSカードCのように7円/ℓ引きのような火力は出ませんが、圧倒的にENEOSカードCよりも使い勝手が良いと感じる方が多いカードとなります。

ENEOSカードS《スタンダートタイプ》

「ガソリンの給油も、給油以外の買い物もほとんどしない!」という方にお勧めなのが、このENEOSカードS《スタンダートタイプ》となります。3つのENEOSカードを比較した時、《ガソリンの給油》《その他の買い物》の金額が少なければ少ないほど、ENEOSカードS《スタンダートタイプ》がお得になってきます。ENEOSカードS《スタンダートタイプ》の特徴は以下の通りです。


7つの特徴
  1. ガソリン・軽油は常時2円/L引き
  2. 灯油は常時1円/L引き
  3. ガソリン・軽油・灯油以外でのENEOSサービス利用で1000円ごとに20ポイント(2%還元)
  4. ENEOS以外での利用で1000円ごとに6ポイント(0.6%還元)
  5. 貯まったポイントは1000ポイント=1000円でENEOSでキャッシュバック
  6. 1000円未満のポイントは切り捨て
  7. ポイントの有効期限は2年間

値引き額や還元率は他のENEOSカードに劣りますが、少額の購入であっても、常時2円/L引きというのが強みです。また、年一回以上のカード利用で年会費が無料になるのも、このENEOSカードS《スタンダートタイプ》のみとなります。ENEOSカードC・ENEOSカードPは還元率が良いですが、カードの利用があっても年会費は1,375円必要になります。

具体的な数字を例に挙げておくと、年会費も含めて計算した場合1ヶ月に40ℓ未満の給油・かつその他買い物もしない場合、ENEOSカードS《スタンダートタイプ》がお得になってきます。

ちなみに、ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》・ENEOSカードP《ポイントタイプ》・ENEOSカードS《スタンダートタイプ》共に自動車関連のクレジットカードということもあり、[レッカー移動10km][キー閉じ込み][タイヤパンク修理][ガス欠給油作業]のロードサービスが付いています。(※30分以内の作業)これはありがたいですね。

各カードの特徴をまとめる以下のようになります。

カードの
種類
ENEOSカードC
キャッシュバックタイプ
ENEOSカードP
ポイントタイプ
ENEOSカードS
スタンダードタイプ
イメージ
年会費1,375円(初年度無料)/家族会員無料
特典カード利用額に応じて
ガソリン値引き

7万円以上⇒7円/L引き
5万円以上⇒5円/L引き
2万円以上⇒4円/L引き
1万円以上⇒2円/L引き
1万円未満⇒1円/L引き
ENEOSでの買い物で
1000円ごとに30ポイント付与
ENEOS以外での買い物で
1000円ごとに6ポイント付与

貯まったポイントはENEOSで
1000ポイント=1000円
として利用可能
いつでもガソリン・軽油
2円/L引き

ガソリン・軽油・灯油以外の
ENEOSのサービスを利用で
1000円ごとに20ポイント付与
ENEOS以外での買い物で
1000円ごとに6ポイント付与

貯まったポイントはENEOSで
1000ポイント=1000円
として利用可能
ロード
サービス
・レッカー移動10kmまで無料
・キー閉じ込み、バッテリーあがり、タイヤパンク、ガス欠給油作業、その他、30分以内の路上修理無料

ポイントやマイルが通常より多くもらえる【特別提携カード】(楽天カード)

特別提携カードはその名の通り、ENEOSと特別な提携を結んでいるカードなので、通常よりもポイントやマイルをお得に貯めることができます。今回、エネキーに登録をオススメしている楽天カードもこの特別提携カードに分類されます。

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ENEOSの特別提携カードには以下のようなものがあります。

特別提携カードイメージ特別提携特典
楽天カード通常ポイント100円に1ポイントに加えて、特別特典200円につき1ポイント追加!
dカード通常ポイント100円に1ポイントに加えて、特別特典200円につき1ポイント追加!
TS CUBICカード通常1000円に10ポイントが15ポイントに!
JALカード100円につき1マイルが2マイルに!
ANAカード100円につき1マイル追加!
ビューカード通常1000円に5ポイントが10ポイントに!
Tカード2L給油につき1ポイント付与!
レクサスカード通常1000円に10ポイントが15ポイントに!さらにガソリン3%引き!
セブンカーカード通常200円につき1ポイントが2ポイントに!

ポイントカードを紐づけてワンタッチポイント付与できる【一般提携カード】

《ENEOSカード》《特別提携カード》《一般提携カード》のうち唯一ポイントカードをエネキーに紐づけできるのが【一般提携カード】となります。逆の言い方をすると《ENEOSカード》《特別提携カード》をエネキーに登録する場合は、エネキーにポイントカードの紐づけは不可ということになります。

一見すると「ポイントカードでポイントをためれるなら、一般提携カードが一番お得!?」と考えてしまいそうですが、実はそうではありません。


【ENEOSカード】や【特別提携カード】はそれぞれ特別なポイントや特典が付与されるようになっています。一般提携カードはこれらの特典が無いので、代わりに還元率の低いポイントカードの連携が用意されているといったイメージとなります。還元率は以下の通りです。

■ 給油2Lに付き1ポイント(150円/ℓ計算で還元率0.33%)
■ 給油以外の購入の場合は200円につき1ポイント(還元率0.5%)

【エネキー《EenKey》×楽天カード】登録をオススメする理由

ではここからはエネキーに楽天カードを登録をオススメする理由について紹介していこうと思います。オススメするからには、その根拠が必要ですよね。まずは、【ENEOSカード】【特別提携カード】【一般提携カード】の中から代表的ないくつかのクレジットカードの割引や還元率を表にまとめてみます。

楽天カードと他の主要カードの割引・還元率比較表

カードの種類イメージ給油
割引き
クレジット
還元
ポイント
カード連携
年会費
楽天カード
(特別提携カード)
無し1.5%不可無料
ENEOSカードC
(ENEOSカード)
1~7円/L
引き
無し不可1,375円
ENEOSカードP
(ENEOSカード)
無しENEOS 3%
それ以外 0.6%
不可1,375円
ENEOSカードS
(ENEOSカード)
2円/L
引き
ENEOS 2%
↑※給油以外↑
それ以外 0.6%
不可1回以上の
カード利用で
無料
その他のカード
(一般提携カード)
無し多くのカードが
0.5%~1%程度
2Lにつき1P
給油以外は
200円につき1P
カードによって
異なる

この表だけでは、いまいち楽天カードがお得かどうかわからないので、具体的に割引や還元率を考慮して計算してみたいと思います。

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楽天カードと他の主要クレジットカードを使用した時のケーススタディ

一般家庭・一世帯当たりの給油量は月によって異なりますが、平均は40~50ℓ/1月程度。そしてガソリン価格は160円/1ℓ程度と想定し、以下の条件で実際に【楽天カード】そして【他の主要クレジットカード】を使用した場合の、ガソリン代還元分を比較してみます。

比較条件
  1. 1ヶ月、50L給油
  2. 給油価格160円/L
  3. 給油以外のクレジットカード利用額30,000円

おすすめの楽天カードをエネキーに登録した場合

まずは今回最もオススメしたい楽天カードをエネキーに登録して1年間使用した場合の、還元額を計算していきたいと思います。


楽天カードはENEOSの特別提携カードなので、利用額の1.5倍のポイントが付与されます。

1月に50L給油×160円/L=8,000円、そして還元率1.5%なので、給油で120ポイント付与されます。

次に、通常のショッピング等の支払いに30,000円楽天カードを使用した場合、通常還元率は1%なので300ポイント付与されます。

つまり、120ポイント+300ポイント×12ヶ月=年間で5,040円お得になるということになります。

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ちなみに、楽天と提携しているお店(楽天ポイント加盟店)は非常に多く、これらのお店では、ポイントが1.5倍や2倍になるお店も少なくありません。

また、楽天市場での買い物では、キャンペーン等と組み合わせると数十倍のポイントが貯まる場合もあるので、通常ショッピング30,000円でポイント300ポイントは最低でも300ポイントということになります。基本的にはこれより多くなると思って良いでしょう。

ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》をエネキーに登録した場合

次はENEOSカードで最大値引き7円引き/L引きが実現できるENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》の還元額を計算していきます。ENEOSカードCは毎月のカード利用金額に応じてガソリンの値引き額が決定します。


比較条件は160円/L×50L=8,000円/1ヶ月、そして、給油以外のクレジットカード利用額=30,000円なので、1ヶ月のカード利用は38,000円として計算していきます。

1ヶ月38,000円のカード利用時の値引き額は4円/L引きなので、50L×4円/L引き=200円となります。12ヶ月で計算すると2,400円分の還元となります。ただしここに年会費の1,375円がかかってくるで最終的には・・・

年間還元額2,400円-年会費1,375円=1,025円お得となる計算になります。楽天カードの年間5,040円のお得と比べると4,000円程度の差が出てしまいますね・・・・

ENEOSカードP《ポイントタイプ》をエネキーに登録した場合

次は最大3%還元が可能なENEOSカードP《ポイントタイプ》で計算していきます。ENEOSカードP《ポイントタイプ》はENEOSでのカード利用で3%還元、そしてENEOS以外での買い物は0.6%還元となります。


まず比較条件は、1ヶ月50L×160円/L=8,000円、還元率は3%なので、240円となります。次にENEOS以外のお買い物で30,000円使用。この時の還元率は0.6%なので、180円となります。

つまり(240円+180円)×12ヶ月=5,040円お得と楽天カードに並びますがここから年会費1,375円引かれるので、最終的な年間還元額は3,665円ということになります。

ENEOSカードS《スタンダードタイプ》をエネキーに使用した場合

次はいつでもガソリン・軽油が2円/L引きになるENEOSカードS《スタンダードタイプ》の還元額を計算していきたいと思います。ENEOSカードS《スタンダードタイプ》は3種のENEOSカードの中で、年に1回以上のカード利用で年会費が無料になる唯一のクレジットカードとなります。


まず比較条件は1ヶ月50Lの給油なので、50L×2円/L引きで=100円。そしてENEOSカードP《ポイントタイプ》と同様にENEOS以外での買い物は0.6%の還元があります。

給油以外の買い物は、30,000円なので、0.6%還元で180円。結果(100円+180円)×12ヶ月で年間還元額は3,360円ということになります。繰り返しになりますが、ENEOSカードS《スタンダードタイプ》はカードを1回でも利用するとその年は年会費不要となります。

その他、《一般提携クレジットカード》をエネキーに登録した場合

最後は一般のクレジットカードの還元額を計算していきます。還元率はクレジットカード事に異なりますが、今回は辛めの設定で通常還元率0.5%で計算していきたいと思います。《一般提携クレジットカード》はTポイント・楽天ポイント・dポイントの各種ポイントカードを唯一エネキーに紐づけできるのが特徴ですね。


まず比較条件の1ヶ月50L×160円/L=8,000円。今回は還元率0.5%計算なので、還元額は40円。そして、一般提携カードの場合は各種ポイントカードのいずれかに2Lにつき1ポイント付与されます。つまり50L給油した場合25ポイント付与されることになります。

次に給油以外の買い物に30,000円使用すると0.5%還元で150円となります。これらを合算すると(40円+25円+150円)×12ヶ月=年間還元額2,580円ということになります。

ちなみに、一般提携クレジットカードの還元率が高還元1%だった場合は年間還元額は4,860円までUPします。ただ、年会費等がかかる場合はこの還元額から差し引かれることになります。

といことで最終的な結果は以下の通りです。

■ 楽天カード 年間還元額5,040円
■ ENEOSカードC《キャッシュバックタイプ》 年間還元額1,025円
■ ENEOSカードP《ポイントタイプ》     年間還元額3,665円
■ ENEOSカードS《スタンダードタイプ》   年間還元額3,660円
■ 一般提携カード 年間還元額2,580円

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まとめ-【エネキー《EenKey》×楽天カード】登録にオススメしたいクレジットカード!

各種クレジットカードを使用した場合のケーススタディをまとめると以下のようになります。

1ヶ月あたり、160円/Lを50L給油・給油以外に30,000円分クレジットカードを利用した場合
楽天
カード
特別提携
カード
給油
8,000円
還元率1.5%
=120円還元
1ヶ月で
420円還元
年会費無料最終還元額
12ヶ月
5,040円
その他の買物
30,000円
還元率1%
=300円還元
12ヶ月で
5,040円還元
ENEOS
カードC
給油
8,000円
合計38,000の
カード利用で
4円/L引き
50Lの給油で
200円還元
年会費
1,375円
最終還元額
12ヶ月
1,025円
その他の買物
30,000円
12ヶ月で
2,400円還元
ENEOS
カードP
給油
8,000円
還元率3%
=240円還元
1ヶ月で
420円還元
年会費
1,375円
最終還元額
12ヶ月
3,665円
その他の買物
30,000円
還元率0.6%
=180円還元
12ヶ月で
5,040円還元
ENEOS
カードS
給油
8,000円
いつでも2円/L引き
給油50Lで100円還元
1ヶ月で
280円還元
カード利用で
年会費無料
最終還元額
12ヶ月
3,360円
その他の買物
30,000円
還元率0.6%
=180円還元
12ヶ月で
3,360円還元
その他の
カード
一般提携
カード
給油
8,000円
還元率0.5%の場合
=40円還元
ポイントカードで
2Lにつき1P
=25円分還元
年会費
カード毎で
異なる
最終還元額
12ヶ月
2,580円
その他の買物
30,000円
還元率0.5%の場合
=150円還元
1ヶ月で
215円還元
12ヶ月で
2,580円還元

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一目瞭然ですね。圧倒的に楽天カードがお得になることがわかります。ENEOSカードCについては、前述で説明している通り、かなり特殊な使い方をすれば、楽天カードよりも圧倒的にお得になりますが、運用はかなり困難でENEOSカードがお得になる方は圧倒的に少数派となります。

これとは違い、楽天カードの場合は、提携店が非常に多くポイントが貯めやすく・使いやすいのも特徴です。さらに楽天Edyや楽天ペイ等様々なサービスとも連携が可能で、使い勝手もかなり良いです。このカード1枚あるだけで、タッチ決済・QRコード/バーコード決済・クレジットカード決済と支払いに困ることはなくなりますね。

楽天では、2枚目の楽天カード発行もオススメしているので、すでに1枚楽天カードを持たれている方も、用途に合わせて2枚の楽天カードを使い分けても良いかもしれませんね。

番外編Q&A-【エネキー《EenKey》×楽天カード】よくある質問

楽天カードで給油しても、楽天ポイントが1%しか還元されていません。
楽天カードは特別提携カードなので給油額の1.5%還元されます。

ただし、通常ポイント1%とキャンペーンポイントの0.5%は別々のタイミングで還元されます。通常ポイントは、1ヶ月のカード利用分が給油分と他のお買い物分まとめて、翌月の13日頃にポイントが反映されます。これとは違い、キャンペーンポイントの0.5%分は、翌月の25日頃にポイントが反映されます。

エネキーに楽天カードを登録してTポイントはもらえる?
Tポイントはもらえません。
エネキーに各種ポイントカード(Tポイントカード)を紐づけできるクレジットカードは原則《一般提携カード》のみとなります。《ENEOSカード》や《特別提携カード》の一つである楽天カードは最初からポイント・特典が優遇されているため、[T-ポイント][楽天ポイント][dポイント]各種ポイントカードを紐づけすることはできません。
エネキー割引はどこのSSでも同じ?
エネキー割引はガソリンスタンドごとに異なります。
エネキー割引は各ガソリンスタンドごとのサービスとなるため、割引額は各ガソリンスタンドで異なります。ただ多くの場合エネキー割引は1円/L引きになっていることが多いです。キャンペーン時などは2~3円/L引きになることもあります。
ガソリンスタンドスタッフに「楽天カードが登録できない」と言われました・・・
エネキーに楽天カードは登録できますが・・・
磁気不良やICチップの不具合でエネキーに登録できない場合があります。(クレジット決済はできる場合有り)このような場合は、クレジットカードを再発行することで解決します。楽天カードの再発行は下記のリンク先から可能です。