【超簡単!?】お風呂の鏡をピカピカにする方法

今年も残すところ約1ヶ月。もうすぐで年末の大掃除の時期ですね。普段はあまり掃除をしない《天井》《照明具》《洗面台》《排水溝》の掃除に悪戦苦闘される方も多いかと思います。中でも手強いのが《お風呂場の鏡》。一度ついた鏡の汚れは水洗い程度ではほぼ取れないので、あきらめている方も多いのではないでしょうか?

お風呂の鏡をピカピカにする方法は簡単!?汚れの原因とお掃除方法を解説

お風呂の鏡にこびりついている白い汚れ!この汚れはひどくなると、自身の姿がほぼ認識できないレベルに達します。この汚れは軽く水洗いした程度は絶対にとれません。よく「○○をしたらピカピカになった。」「100円均一の○○で驚くほど汚れがとれた。」なんて話をききますが実際にはどうなのでしょうか?

ここでは、お風呂鏡の汚れの正体や、鏡をピカピカにする方法について紹介していきたいと思います。記事の後半で実際のレビューも載せているで是非参考にしてみてください。

お風呂の鏡に付く頑固な汚れの正体は?

普段はあまり気づかないお風呂場の鏡汚れ。そして目立つようになると、鏡に固着してあっとゆうまに除去しにくい頑固な鏡汚れとなります。鏡をピカピカにする方法の前に、この汚れの正体を確認していきたいと思います。

お風呂場の鏡の汚れの主な原因は2つです。一つは《水道水に含まれるミネラル成分》、そしてもう一つが石鹸にミネラル成分や皮脂が混ざり合うことでできる《石けんカス》となります。

原因 ①-水道水に含まれるカルシウムやマグネシウム等のミネラル成分

《食器洗い》《洗濯》《洗車》等、何かを洗うには水道水が不可欠です。ただし、この水道水が汚れの原因になる場合があります。お風呂に備え付けられている鏡が汚れる一番の原因がこの《水道水》になります。そして、一番汚れが落ちないのも、《水道水》が元となる汚れとなります。俗に言う水垢ですね。

原因は、水道水に含まれるミネラル成分です。意外に思われるかもしれませんが、水道水には《カルシウム》《マグネシウム》《ナトリウム》《カリウム》《ケイ素》等の数多くのミネラル成分が含まれています。

お風呂では湯ぶねにつかるにも、身体を洗うにも水道水を使用します。水道水が鏡に付くだけでは汚れになりませんが、鏡に付いた水滴が乾燥して蒸発すると、水分だけが蒸発してミネラル成分だけ空気中の二酸化炭素と化学反応を起こし結晶化、鏡にこびりついた状態で残ってしまいます。そしてこれらの汚れは概ねアルカリ性の汚れとなります。

鏡に汚れが残ると平滑性がなくなるため、次の汚れ(ミネラル成分)が付きやすくなり、これが何層にも重なっていき、超強固な汚れとして鏡にこびりついていきます。何かを洗う為に使う《水道水》が汚れの原因になるとは、なんとも皮肉な話です。

原因 ②-石鹸やボディーソープ・リンス―やシャンプーなどで発生する《石けんカス》

水道水の次に鏡の汚れ原因になってしまうのが《石けんカス》です。この石けんカスは2種に分類されます。

一つは、金属石鹸と呼ばれ、水道水のミネラル成分と石鹸成分が結合してできる石鹸カスです。水道水が原因の汚れ同様にとても頑固で除去が大変な汚れとなります。お風呂場の鏡はもちろん、お風呂場の床や湯ぶね・洗面器などいたるところに、白っぽい粉上の汚れが金属石鹸の石けんカス汚れとなります。

金属石鹸はミネラル成分と結合してできる汚れになるので、水道水の水垢同様にアルカリ性の汚れとなります。

二つ目は、酸性石鹸と呼ばれる石鹸カスとなります。これは私たちの身体の汚れの一つである皮脂と石鹸が混じりあってできる石鹸カスとなります。金属石鹸とは違い、皮脂が多く混ざる為、ベタベタとした黒っぽい汚れになるのが特徴です。

皮脂は弱酸性なので、皮脂が多く混ざる酸性石鹸の石けんカス汚れは酸性の汚れということになります。

汚れは大きく《酸性の汚れ》そして《アルカリ性の汚れ》に大別することができ、これらの汚れを効果的に落とすには、反する性質を持つ洗浄成分で、中和することが大切になってきます。つまり《アルカリ性の汚れには酸性の洗剤》が、そして《酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤》が一般的には効果を発揮します。

まとめると以下のような感じになります。

汚れの種類水垢石鹸カス
金属石鹸酸性石鹸
汚れの見た目白っぽいウロコ状白っぽく粉状で
ザラザラしている
黒色、もしくは茶色で
粘性がありベタベタする
汚れの原因水道水に含まれる
ミネラル成分
石鹸とミネラル成分が
反応してできる
脂肪酸カルシウムや
脂肪酸マグネシウム
石鹸と皮脂の混合物
汚れの性質アルカリ性アルカリ性酸性
効果が期待できる
洗浄成分
酸性洗剤酸性洗剤アルカリ性洗剤

では具体的に、これらの汚れをどうやってピカピカにしていくか具体的に確認していきたいと思います。

お風呂の鏡をピカピカにする方法

お風呂鏡の汚れを落とす方法は主に2つです。一つは洗剤の洗浄成分で汚れを《溶かす》方法。そしてもう一つは物理的に汚れを《削る》方法です。お風呂鏡の汚れはこの2つを併用することである程度ピカピカにすることができます。お掃除アイテムもそのほとんどが家にあるもの、もしくは100円均一でそろうものばかりで経済的です。

お掃除のポイントは大きく3つ。

お風呂鏡をピカピカにする3つのポイント
  1. アルカリ性の水垢・金属石けん・石けんカスは酸性洗剤で落とす。
  2. 酸性の、酸性石けん・石けんカスはアルカリ性洗剤で落とす。
  3. それでも残った頑固な汚れは、研磨剤で削り取る。

では、具体的にお風呂の鏡をピカピカにする方法を確認していきたいと思います。

ピカピカにする方法 ①-お酢を使う(酸性)

どこの家庭にも大抵置いてあるお酢。お酢は風呂場の鏡汚れを落とすのに活用できます。お酢は酸性なので、アルカリ性の汚れ、つまり《水垢》や《金属石鹸-石けんカス》に有効。また、お風呂の鏡専用に洗剤等を購入しなくて済むのはとてもありがたいですよね。

必要なものは《お酢》、そして《キッチンペーパー》・《ラップ》の3点。もし《スプレーボトル》があればなおよしです。綺麗にする手順はとても簡単です。

お酢で鏡をピカピカにする手順

まず、お酢と水を《1:1》の割合で混ぜます。これをスプレーボトルを使用して鏡にまんべんなく吹き付けていきます。スプレーボトルが無い場合はこの手順は飛ばしてOKです。

次に、ボトルに残っている液をキッチンペーパーにつけて、それを鏡に貼りつけます。顔にパックするイメージです。この時キッチンペーパーにつける液は遠慮せずにボトボトになるくらい付けておくと良いです。

このまま1時間から半日程度付け置きして、アルカリ性の水垢をお酢の酸性で中和させ汚れを落としやすくします。付け置きする時は、液が乾燥しにくいように鏡全体をラップで覆ってあげると良いでしょう。

イメージとしては 《鏡|お酢|キッチンペーパー|サランラップ》こんな状態ですね。付け置きをし汚れを落としやすくしたら、鏡に貼りつけていたキッチンペーパーを丸めて鏡を優しくこすります。仕上げに水でよく濯ぎ、水分をしっかりと拭き取ればお掃除完了です。

※注意点※
  1. 塩素系のカビ取り剤(カビキラー等)と併用は絶対に禁止!塩素系とお酢が混ざると人体に有毒なガスが発生します。
  2. お酢は濯ぎ残しがあると錆の原因になります。お酢を使用した後は濯ぎを念入りにおこなうようにしましょう。心配な箇所は、ラップなどで覆ってお酢が付かないようにしましょう。
  3. 軽い水垢汚れなどには有効ですが、長年蓄積してしまった頑固な水垢を落としきることは難しいです。

ピカピカにする方法 ②-重曹を使う(アルカリ性)

この重曹も常備しているご家庭も多いかと思います。もしなくても100円ショップ等で気軽に手に入ります。重曹の性質はアルカリ性です。つまり同じ性質を持つ《水垢》・《金属石鹸-石鹸カス》に対して洗浄効果としては高くはなく、酸性の性質を持つ《酸性石鹸-石けんカス》の汚れに有効となります。

必要なものは《重曹》《スプレーボトル》《キッチンペーパー》《サランラップ》です。

重曹で鏡をピカピカにする手順

手順は先ほどのお酢の時とほぼ同じです。
まず水100mlに対して小さじ一杯程度の重曹を混ぜて重曹水を作ります。重曹水をスプレーボトルに入れて、鏡全体に吹き付けます。

鏡全体に重曹水を吹き付けたら、その上からキッチンペーパーでパックします。キッチンペーパーでパックをしたらさらにその上から重曹水スプレーを吹き付けてキッチンペーパーに重曹水をたっぷりと含ませておきましょう。

このまま1時間から半日程度付け置きします。こうすることで、酸性石鹸の石けんカス汚れが重曹水で中和され、汚れが落ちやすくなります。キッチンペーパーの乾燥を防ぐために、キッチンペーパーの上からサランラップで覆ってあげるとなお良いです。イメージは《鏡|重曹水|キッチンペーパー|サランラップ》となります。

時間を置いたら、サランラップを丸めたラップタワシで鏡を優しくこすって汚れを落としていきます。この時、キッチンペーパーを使用して仕上げても良いのですが、重曹水の研磨作用を高めるのであれば、ラップタワシを使用した方が高い効果を期待できます。鏡を全体的にこすり終えたら、水でよく濯ぎ、水分をしっかりと拭き取ればお掃除完了です。

※注意点※
  1. 重曹水には研磨作用があるので、《酸性石鹸-石けんカス》以外にも《水垢》や《金属石鹸-石けんカス》除去にも一定の効果が期待できますが、研磨作用で鏡を傷つけてしまう可能性があります。力加減には十分注意しましょう。
  2. 軽い水垢汚れなどには有効ですが、長年蓄積してしまった頑固な水垢を落としきることは難しいです。

ピカピカにする方法 ③-クエン酸を使う(酸性)

クエン酸もお掃除グッズとしては定番ですね。もちろん100円ショップ等で気軽に購入することができます。クエン酸は酸性なので、《水垢》や《金属石鹸-石けんカス》のアルカリ性の汚れに有効です。クエン酸はレモンなどの柑橘類に多く含まれる成分なので、安心して使用できるのが特徴です。

お掃除に必要なものはお酢の時と同じです。《クエン酸》《キッチンペーパー》《ラップ》《スプレーボトル》となります。食用のお酢とは違いクエン酸はボトルとセットのもの沢山販売されているので是非チェックしてみてください。

クエン酸で鏡をピカピカにする手順

まず粉末タイプのクエン酸の場合はクエン酸水を作ります。作り方は簡単です。水100mlに対してクエン酸を小さじ一杯程度いれて、クエン酸水を作りスプレーボトルに入れます。スプレータイプのクエン酸はそのまま使用します。

クエン酸水を作ったら、鏡全体にクエン酸水を吹き付けます。十分クエン酸水を吹き付けたら、その上からキッチンペーパーで鏡全体を覆います。このときキッチンペーパーがクエン酸水を吸収してしまうので、キッチンペーパーの上からさらにクエン酸水をふきつけておきましょう。

乾燥を防ぐため、キッチンペーパーの上から、さらにラップで鏡全体を覆い1時間から半日程度付け置きして、アルカリ性の水垢や石けんカス汚れを落としやすくします。

十分付けおきしたら、鏡に貼りつけていたキッチンペーパーを丸めて鏡を優しくこすります。仕上げに水でよく濯ぎ、水分をしっかりと拭き取ればお掃除完了です。

※注意点※
  1. 塩素系のカビ取り剤(カビキラー等)と併用は絶対に禁止!塩素系とクエン酸が混ざると人体に有毒なガスが発生します。
  2. クエン酸は濯ぎ残しがあると錆の原因になります。クエン酸を使用した後は濯ぎを念入りにおこなうようにしましょう。心配な箇所は、ラップなどで覆ってお酢が付かないようにしましょう。
  3. 軽い水垢汚れなどには有効ですが、長年蓄積してしまった頑固な水垢を落としきることは難しいです。

ピカピカにする方法 ④-歯磨き粉を使う(中性~弱酸性)

市販されている多くの歯磨き粉には研磨剤が含まれているので、鏡に固着した水垢を削り取る効果があります。準備するアイテムは《歯磨き粉》《サランラップ(ラップたわし)》の二つ。サランラップの代わりに《メラミンスポンジ》があるとなお良しです。

歯磨き粉で鏡をピカピカにする手順

手順はとても簡単です。
歯磨き粉をラップを丸めたラップたわし(もしくはメラミンスポンジ)につけて、円を描くように鏡をこすっていくだけです。頑固な水垢が固着している場合、どうしても力を入れてしまいがちですが、鏡を傷つけてしまう可能性があるので、優しくこするようにします。

鏡全体をこすり終えたらシャワーで鏡をよく濯いで、鏡についた水分を十分拭き取ったらお掃除完了です。《お酢》や《クエン酸》の時のように付け置きは不要なので、ササッと鏡を掃除したい場合に便利な方法です。

もし歯磨き粉だけで水垢が取れないようなら、《クエン酸》や《お酢》で水垢をやわらかくした後に歯磨き粉で研磨してあげると効果UPです。

※注意点※
  1. 歯磨き粉に粒が入っているタイプの物を使用すると、鏡を気づ付けてしまうリスクがUPします。鏡掃除に使う歯磨き粉は粒無しの物を使うようにしましょう。粒が入っていない場合でも鏡を磨く力加減には注意が必要です。
  2. 歯医者さんで推奨される歯磨き粉には、研磨剤が入っていないものが多いので注意が必要。研磨効果のある成分は《リン酸水素ナトリウム》《炭酸カルシウム》《炭酸水素ナトリウム》《無水ケイ酸》等と表記されています。
  3. 軽い水垢汚れなどには有効ですが、長年蓄積してしまった頑固な水垢を落としきることは難しいです。

ピカピカにする方法 ⑤-茂木和哉 水アカ洗剤 200mlを使う(酸性)

今まで《お酢》《重曹》《クエン酸》《歯磨き粉》と基本的に家にある、もしくは安価で手に入るものばかりで鏡を掃除する方法を紹介してきましたが、すこし費用がかかる方法も紹介しておきます。それがこの《茂木和哉 水垢洗剤》です。費用は少しかかりますが、効果はかなり期待できます。下記でレビューもしているので参考にしてみてください。

用意するものは《茂木和哉 水アカ洗剤 200ml》と《ラップ》の二つです。《超人たわしZ》があればなおよしです。《茂木和哉 水アカ洗剤 200ml》は研磨剤が入った弱酸性洗剤なので、水垢等のアルカリ性汚れを柔らかくして研磨する工程が一度でおこなうことが可能です。

茂木和哉 水アカ洗剤 200mlで鏡をピカピカにする手順

まず、茂木和哉 水アカ洗剤 200mlをラップを丸めたラップタワシ(もしくは超人たわしZ)に適量つけて、鏡を軽く磨いていきます。仕上げ磨きは後でするので、この時は洗剤が鏡全体にいきわたることを意識します。

茂木和哉 水アカ洗剤が鏡全体にいきわたったら、ラップで鏡全体を覆い1時間程度付け置きをします。

付け置きをしたら、ラップタワシ(もしくは超人たわしZ)で仕上げ磨きをします。仕上げ磨きを終えたら、鏡を濯ぎ水分を拭き取ったらお掃除完了です。

繰り返しになりますが茂木和哉 水アカ洗剤は、弱酸性での洗浄+水垢研磨が同時できるのが特徴です。また、洗浄効果・研磨効果共に汚れが落ちやすく、鏡が傷つきにくいギリギリのところで調整・開発されているので、かなりオススメです。

ピカピカにする方法 ④-プロに頼む(最強です!)

何をしても取れない頑固な汚れはプロに頼むのも一つの手です。水垢がひどい鏡はもちろん、自身では作業し辛い天上/照明/換気扇フィルター/換気扇カバーなども徹底的に洗浄してくれます。リンクを貼っておくので、よければ参考にしてみてください。

レビュー【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】VS【お酢】でお風呂の鏡をピカピカ対決

では早速、【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】と【お酢】でどれくらい鏡汚れ・水垢が取れるかレビューしていきたいと思います。上の写真のように今回は、水垢ビッシリのお風呂用鏡を準備しました。

こんな感じで、
左 1/3を【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】
右 1/3を【お酢】(お酢1:水1の割合で混ぜています。)
中央はビフォーアフターで比較がしたいので、何もしません。

まずは、写真のように【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】と【お酢】を鏡全体につけていきます。

【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】は《超人たわしZ》で、そして【お酢】はスプレーボトルで吹き付けているだけです。【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】の《超人たわしZ》も汚れを取るつもりではなく、水垢洗剤は鏡全体に馴染ませているだけです。(強くこすりません。)

【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】・【お酢】共に鏡全体にいきわたったら、汚れを落としやすくするためラップでパックをします。

【お酢】の方は汚れを効率よく落とせるようにするため、キッチンペーパーをかぶせた上にラップをしています。この時キッチンペーパーを鏡につけると、鏡のお酢がキッチンペーパーに少し吸収されてしまうので、キッチンペーパーの上からさらにスプレーボトルでお酢を吹きかけておきます。

【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】は研磨剤が入っているので、キッチンペーパーは使用せずにラップだけで覆います。(キッチンペーパーを使うと研磨剤がキッチンペーパーに吸収されてしまい、研磨効果が下がります。)

この状態で1時間付け置きして、その後仕上げ磨きをしていきます。

【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】は《超人たわしZ》で、
【お酢】はパックに使用していたお酢がタップりしみ込んだ《キッチンペーパー》で鏡を今度はしっかりと磨いていきます。磨き終わったら、しっかりとすすで作業完了です。結果は・・・。

この通りです。
【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】&【超人たわしZ】ではかなりのかがみ汚れが除去できました。残念なことに一回のお掃除では、多少鏡汚れ(水垢)が残ってしまいましたが、2回3回と繰り返すと完全に汚れを除去できるようなきがします。

続いて【お酢】についてですが、お酢についてもある程度水垢が除去できたものの、やはり【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】&【超人たわしZ】には遠く及びませんでした。【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】&【超人たわしZ】恐るべし。

使用してみた感想
  1. いろいろな方法をためしましたが、【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】&【超人たわしZ】が頑固な水垢除去・ウロコ取りでは最強と感じました。
  2. ただし、頑固な汚れは一回の掃除では正直、除去しきれません。(他の方法でも同じことが言えると思います。)
  3. また、いくら鏡に優しい《酸性洗剤》&《研磨剤》を使用してるとは言え、鏡をゴシゴシすると目立たない傷が少しだけ付きました。

ピカピカになった鏡の汚れを防止するには?

せっかくピカピカにした鏡も放っておくと、すぐに水垢ビッシリの汚れた鏡に戻ってしまいます。少しでも長くきれいな状態を維持するために、鏡汚れを防止する方法を確認しておきましょう。

汚れを防止する方法 ①-こまめに水滴を拭き取る

一番の予防策はお風呂の鏡を濡らさない&(石けんカスで)汚さないことです。鏡が汚れる原因は水分が蒸発した時に鏡に残ってしまうミネラル成分や、身体や頭を洗う時に飛び散る皮脂や石けんを含んだ石けんカス(の水滴)です。なのでこれら汚れの原因の元を鏡につけないことが一番です。

ですが、これは現実的ではありませんよね。なので、お風呂を使用した後は鏡に付いた水分・水滴をこまめに拭き取るようにしましょう。これが最も効果的な汚れ防止策です。

頑固な汚れが鏡に固着してしまう原因は水分の蒸発です。なので、この水分が蒸発する前に拭き取ってあげることで、鏡の汚れを防止することができます。

毎回、お風呂場に鏡を拭き上げるタオルを持ち込むのが面倒な場合、常に掃除用のタオル(雑巾)や鏡用の水切りワイパー等を置いておくとよいでしょう。

汚れを防止する方法 ②-水あか防止アイテムを使用する

実は、お風呂鏡の汚れを防止するアイテムはたくさん販売されています。一度綺麗にした鏡はこれらのアイテムを使用することで汚れを防止することができます。

レック 激落ちくん 鏡のくもり止め リキッド (強力コートタイプ) は、《曇り止め》+《汚れ防止》を一度にできるお風呂鏡曇り止めアイテムとなります。使い方も簡単で、乾いた鏡に塗るだけでOKです。鏡面の表面がコートされ、鏡を濡らすと、水の膜ができ鏡のくもりと共に、鏡面の汚れを防止します。濡れた状態の鏡にも使用できますが、持続時間が短くなります。

バス用 くもり止め フィルムは、その名の通りお風呂の鏡面に物理的にフィルムを張り付けるため、水滴や石けんカスが一切つかなくなります。お風呂鏡汚れ防止アイテムとしてはある意味最強ですね。また、曇り止めとしての効果もあるので、一石二鳥の便利アイテムと言えます。

ただし、曇り止めフィルムのサイズは決まっているので、鏡の一部分に対して有効ということになります。また、それなりに大きなフィルムになるので、まっすぐ&空気が入らないようにフィルムを貼り付けるのが少し難しく感じてしまうかもしれません。

まとめ-【超簡単!?】お風呂の鏡をピカピカにする方法

今回は、お風呂の鏡をピカピカにする方法について紹介させていただきました。お掃除の方法自体はいくつか紹介させていただきましたが、事前に準備するものがいくつかあるものの、お掃除の仕方自体はどれも簡単なものばかりです。

ただし、汚れがしっかりと落ちるかどうかは別のお話です。《お酢》《クエン酸》《重曹》《歯磨き粉》といった身の回りで簡単に揃えられるものは、日頃のお掃除では効果的ですが、レビューの通り頑固な鏡汚れは落としきれないと思った方がよいでしょう。

頑固な汚れを効率よく落としたいのであれば、やはり専用の洗剤や道具があった方が良いです。今回は【茂木和哉 水アカ洗剤 200ml】と【超人たわしZ】を使用しましたが、SETで2,300円程かかります。

これを安い・高いと感じるのは人とそれぞれ違うと思いますが、これ一本でお風呂用の鏡はもちろん《洗面所の蛇口》《台所のシンク》《IHヒーター》《トイレの水受け》など様々な箇所を綺麗にできることを考えれば、決して高い買い物ではないかと思います。容量は200mlなので一般的な家庭であれば一本あれば、数年は持つかと思います。

また、お風呂の鏡は、サイズにもよりますが、便利な《マグネット取付》+《くもり止め加工》+《割れにくい》ものが5,000円~10,000程度で販売されているので、《掃除なんて面倒くさい・・・でお風呂の鏡はキレイしたい》と考えている方は、お風呂の鏡自体を丸ごと取り換えてしまうのも一つの方法かと思います。