WPS Office for Windows【Sep 9 2020】で日本語化できなくなった時の対処方法

2020年9月より、WPS Office for Windows【Sep 9 2020】に更新され今までの日本語化ファイルでは対応できなくなったので対処方法をまとめておきます。

WPS Office最新アップデートで日本語対応に!

【朗報!!】無料版のWPS Officeも最新アップデートでついに日本語切り替えができるようになりました。日本語切り替え手順やオススメの設定は下記の記事でまとめているので良ければ参考にしてみてください。

>>【2021年】WPS Office-ついに標準設定で日本語切り替えが可能に

WPS Office for Windows【Sep 9 2020】を日本語化する方法

WPS Office for Windows【Sep 9 2020】を日本語化する方法はとても簡単で新しい日本語ファイルを該当ファイルにコピー&ペーストするだけです。今まで何度かWPSを日本語化されている方であればとても簡単な作業になります。新しい日本語化ファイルを置いておくので下記のリンクからダウンロードし解凍して使用してください。

日本語化ファイル-WPS Office for Windows【Sep 9 2020】

解凍した日本語フォルダ内のフォルダやファイルを丸々コピーして、《en_GB》内にペースト、上書き(置き換え)します。GBはイギリスのことなので、WPS内の言語設定はEnglesh(united kingdom)にセットしてWPSを再起動すると日本語化完了となります。今までは《en》に日本語化ファイルをセットしていたのですが、何故か私の環境下では日本語化できませんでしたが、イギリスでセットしてあげると問題なく日本語化できました。

・・・が、この方法で日本語出来ない方もおられるようです。また、日本語化されたことのない方や新規ユーザーの方も『なんのことやら?』だと思うので、もう少し詳しく解説していきたいと思います。手順は以下の通りです。

WPS Office for Windows【Sep 9 2020】日本語化手順 4ステップ
  1. 手順1. インストール済みのWPSを一度アンインストールする
  2. 手順2. WPS Office for Windows【Sep 9 2020】をインストールして、言語設定をEnglesh(united kingdom)にする ⇐ 新規ユーザーはここから
  3. 手順3. 日本語ファイルをダウンロード&解凍
  4. 手順4. 解凍した日本語ファイルを丸々《en_GB》内にペースト、上書きして作業完了

手順1. インストール済みのWPSを一度アンインストールする

余計なデータが残ると、日本語化がうまくいかない場合があるので、既存WPSユーザーで日本語化に失敗された方は、一度WPSをアンイストールします。ただし普通にアンイストールしただけだと、プログラムファイルだけが削除され、元の言語データ残ってる場合がある??ので言語ファイルはアンイストール前に手動で削除しておくことをオススメします。

手順についてですが、《WPS Office》⇒《プロパティ》⇒《ファイルの場所を開く》の順に進みます。

すると《WPS Office》のフォルダーが開くので《11.2.0.9665(ダウンロードしたタイミングでversionは異なります)⇒》《office6》⇒《mui》内にある言語ファイルを全て削除します。

《mui》内にある言語ファイルを全て削除したら、PC内にインストールされているWPSを《コントロールパネル》⇒《プログラム》⇒《プログラムと機能》からアンイストールします。

手順2. WPS Office for Windows【Sep 9 2020】をインストールして、言語設定をEnglesh(united kingdom)にする ⇐ 新規ユーザーはここから

WPS新規ユーザーはここから作業開始となります。

まずは、WPS Office for Windows【Sep 9 2020】をインストールします。WPS Office for Windows【Sep 9 2020】は下記のリンク先からダウンロードすることが可能です。

ダウンロードしたファイルを開いて、WPS Office for Windows【Sep 9 2020】をインストールしていきます。インストールを始めると、一応プルダウンで言語を選択できますが、当然ですが日本語はありません。とりあえずここは《English》でOKです。

□I have read and agree with WPS Office 同意を求られるのでチェックを入れます。一番下のチェックボックスはPDFをWPSで開くかどうかの選択項目となります。PDFを別のプログラムで開く場合はチェックを外して《install Now》に進みます。

インストールが完了したら、WPSの言語設定をEnglesh(united kingdom)に切り替えます。WPSの言語設定は画面右上にある歯車アイコンから《Switch Language》に進みます。

言語選択画面が開いたら、《Englesh(united kingdom)》を選択して《set now》を選択して、言語設定完了です。言語設定が完了したら、一度WPSを閉じます。

手順3. 日本語ファイルをダウンロード&解凍

次に、下記のリンクから日本語ファイルをダウンロード&解凍します。保存場所はどこでもOKです。

日本語化ファイル-WPS Office for Windows【Sep 9 2020】

左端のフォルダアイコンを選択するとファイルの圧縮が始まります。この作業は環境によりますが、数十秒から数分程度かかる場合があるので気長に待ちましょう。

圧縮を終えると《このサイトを離れますか?》と表示される場合があります。この場合は、《このページを離れる》を選択をすると《保存》に進むことができます。保存した日本語ファイルを解凍します。

WPSは頻繁にアップデートを繰り返し、その度、日本語化が解除されてしまいます。ですので、解凍した日本語ファイルはわかりやすいところに保存しておくことをオススメします。

手順4. 解凍した日本語ファイルを丸々《en_GB》内にペースト、上書きして作業完了

いよいよ最終の手順4です。

上記で解答した、日本語ファイルを丸々《en_GB》内にコピペ・上書きします。フォルダである《ja_jp》をコピーしても日本語化できません。必ず《ja_jp》内にあるファイルやフォルダを全選択してコピペ・上書き(置き換え)するようにしてください。

まず、手順.1の時と同様に言語フォルダを開きます。

言語フォルダを開いた《mui》⇒《en_GB》内に日本語ファイルを丸々コピペ&上書き(ファイルの置き換え)をすれば作業完了です。

これでWPSを開くと日本語化されているはずです。

まとめ-WPS Office for Windows【Sep 9 2020】で日本語化できなくなった時の対処方法

今回は、WPS Office for Windows【Sep 9 2020】で日本語化する方法を解説させていただきました。WPSは頻繁にアップデートされるので、そのたび日本語表記が解除され元に戻ってしまいます。

先程の説明させていただきましたが、今回ダウンロードしていただいた日本語ファイルはしばらく使用できると思うので、デスクトップ等のわかりやすい場所に保存しておくことをオススメします。一度やり方を覚えておくと、ものの数分でフリー版WPSを日本語化することができるようになるはずです。