【WPS Officeの危険性!】Microsoft Officeの代わりに使っても大丈夫?

WPS Officeは、MicrosoftのWordやExcelと非常に互換性のよいソフトウェアの一つです。日本法人であるキングソフト株式会社が国内事業を展開していますが、キングソフト株式会社は中国のKingsoft Corporation(金山軟件)のベンチャーとして設立されたものです。そこで少し気になるのが、「wps office」 の危険性です。

WPS Officeの危険性について!情報が抜き取られる?

WPS Officeは本当によくできたソフトウェアでMicrosoftのWordやExcelといった、便利なソフトと互換性が非常に高く、プライベートはもちろん、よほどマニアックな作業を行わない限り、仕事でも十分活躍してくれるソフトウェアです。

一番のメリットはその価格です。WPS Officeは有償から無料のものまでさまざまなグレードのものが用意されていますが、どれをとっても本家のMicrosoft Officeよりも価格的メリットがかなり大きいです。

インターフェイス・操作性も本家Microsoft Officeと類似。つまり圧倒的に価格の安いMicrosoft Office的な位置づけになるのがWPS Officeです。安くて使いやすい、そしてMicrosoft Officeと互換性も非常に高いとなると使いたくなる一方で気になってくるのが、WPS Officeの危険性・安全性についてだと思います。ここでは、WPS Officeの危険性・安全性についてまとめています。

記憶に新しいファーウェイのモバイルネットワーク、バックドア問題

WPS Officeは、中国のソフト開発販売会社、金山軟件の合弁会社の製品です。これが仮に日本やアメリカの企業が開発したソフトウェアであればどうでしょうか?おそらくWPS Officeの危険性を考える人、今よりずっと少なかったと思います。

記憶に新しいのがスマートフォンの世界シェア第3位・華為技術(ファーウェイ / HUAWEI)のバックドア問題です。HUAWEIは、中華人民共和国深圳市に本社を置く通信機器大手メーカーなのですが、ファーウェイが販売するデバイスにはバックドアといって、第三者の手によって、デバイスを遠隔操作したり、個人情報・機密情報を搾取することがでるシステムが組み込まれているということをアメリカが発表しました。

ただしこの手の話は決して中国だけの話ではありません。少し前には、ドイツのメルケル首相は、10年間以上CIA(米中央情報局)によって、携帯電話が盗聴されていたことが話題になりましたし、アメリカの企業であるAppleやMicrosoftも個人情報を収集しています。もちろんGoogleも膨大な個人情報を収集しています。

ちなみに、ファーウェイ自身は、「製品を分解したところ、ハードウェアに余計なものが見つかった」「仕様書にないポートが見つかった」またこれらがバックドアに利用される可能性については、事実無根と公式で発表されています。詳しくは以下のページを確認してみてください。

「結局のところ国家間の利権争いが色濃く出てしまっていて、一般のユーザーにとっては何が正しくて何が間違ってるのかがわからない!!」といったところが正直な感想です。中国側の肩を持つわけではありませんが、(ファーウェイ / HUAWEI)のバックドア問題は置いておいて、違法な情報収集は決して中国の企業だけがおこなっているものではないように思います。

では、WPS Officeは本当に安心して使えるのか?

肝心のWPS Officeですが、2019年には、「WPS for Mac」を。そして2020年には、「WPS Office 2 for Windows」の販売が開始され全世界でユーザー数を伸ばし、すでに10億人以上がWPS Officeをオフィスソフトとして使用しています。

世界人口が80億人程度とすると、実に8人に一人がWPS Officeを使用しているということになります。総数には赤ちゃんやコンピューターデバイスに関わり合いが無い人も含まれると考えるとすごい数字ですね・・・・

「ユーザー数が多い=安全・安心」という訳ではありませんが、ユーザー数が多いということは、少なくともその製品が評価されているといことがわかると思います。

また、WPS OfficeはMicrosoft Officeとインターフェイスを似せて作成されているため、著作権・知的所有権等が気になってくる部分でもありますが、キングソフトでは、マイクロソフトのWindows 8/7/Vistaの公式認定ロゴ(Windows 8 Compatible/Compatible with Windows 7/Windows Vista Capable)を取得していて、実質的に公認されている形となっているようです。もちろんMicrosoft側からの訴訟などもありません。

個人的なことを少し紹介しておくと、私は「Microsoft Office」「WPS Office」を二刀流で使用しています。「WPS Office(KINGSOFT Office)」に限って言うと10年以上愛用していますが、セキュリティ上の不安を感じたことは今のところありません。

とりあえず、WPS Officeが格納されている全てのフォルダ・ファイルをスキャンしてみました

すでにインストール済みの[Kingsoft]の全てのプログラムファイルが格納されているフォルダーを丸ごとマカフィーでスキャンしてみます。

7002個のファイルをスキャンした結果、【検出された問題】は0でした。

この結果は、WPS Officeの危険性を完全に払拭するものではありませんが、とりあえずマカフィーで検出されるようなコンピューターウイルスが含まれていなことは証明できました。

というより、キングソフトはセキュリティーソフトの配信を行っている会社

Kingsoftは 「 KINGSOFT Internet Security」といってインターネットセキュリティソフトを取り扱っている企業です。WPS Officeユーザーでも知らない方は案外多いのですが、実は、キングソフトではオフィス関連のソフトの販売以前から、セキュリティーソフトを取り扱っていて、すでに全世界で1億人以上が使用しています。

「セキュリティーソフトを取り扱ってる会社のソフト=だからWPS Officeは安全」ということにはなりませんが、少なくとも開発したソフトウェアから[マルウェア][ウイルス][バックドア]等が発覚してしまうと、セキュリティソフトを取り扱う会社としての信用はなくなってしまいますね。

まとめ-【WPS Officeの危険性!】Microsoft Officeの代わりに使っても大丈夫?

今回は、 【WPS Officeの危険性!】についてまとめさせていただきました。

WPS Officeは・・・
  1. 10億人以上が使用している
  2. Microsoftから実質的に公認されている
  3. キングソフトはセキュリティソフトを取り扱っている会社

という点からも個人的には安全に使用できるソフトウェアだと思います・・・が中国企業は経営に国が深く介入しているのは事実です。企業の判断よりも国(共産党)の判断が最優先される構図になっているため、中国政府の判断次第で今後・・・・といったところでしょうか?