スマートフォンやタブレットなどの端末が爆発的に普及している昨今、それに合わせてAndroidアプリケーションも爆発的に増え続けています。
スマートフォンやタブレットはどこにでも持ち運べて、隙間時間を利用して手軽にアプリケーショーンを使用できるのがメリットの一つですが、中にはPCの大画面でじっくりとアプリを使用したい場合もあるのではないでしょうか?
そんな痒いところに手が届くソフトウェアがBlueStacks5となります。
BlueStacks5の危険性-インストール手順から基本的な使い方
BlueStacks(ブルースタックス)はPC上で、Androidアプリケーションを実行する、いわゆるAndroid エミュレータとよばれるソフトウェアとなります。Windows-PCはもちろんですが、mac OS版も用意されているので、macユーザーでもAndroidアプリを実行することができるかなり便利なソフトウェアとなります。
実行できるアプリケーションは200万以上あり、中でもBlueStacksはゲームアプリを実行するのに特化していて、様々なゲームオプションが用意されています。PCでAndroidゲームを実行したい方には必須のソフトウェアといってもよいでしょう。
ここでは、2022年現在最新バージョンであるBlueStacks5のインストール手順から基本的な使い方について紹介させていただいています。
ちなみに気になるBlueStacksの危険性についてですが、適切に使用していれば問題なく安全に使えるかと思います。この辺りについても後述でまとめているので、是非参考にしてみてください。
BlueStacks5の特徴について
BlueStacks5のインストール手順に進む前にもう少しBlueStacks5の特徴についてまとめておきたいと思います。BlueStacks5の大きな特徴は以下の4つとなります。
- AndroidアプリがPCで動かせる
- PCの大画面で快適にプレイができる
- とにかくゲームアプリに特化された仕様
- 複数のアプリケーションを同時に起動・プレイできる
AndroidアプリがPCで動かせる
BlueStacks5の一番の売りが、この「AndroidアプリをPCで動かせる」というところにあります。人気ゲームをはじめ、エンタメ・スポーツ・ニュース・マンガ・ライフスタイルと様々なAndroidアプリをPC上で動作させることが可能です。
PCの大画面で快適にプレイができる
PCでAndroidアプリを動かせるというこをは、大画面でお気に入りのアプリを楽しむことができるということです。スマホなどの小さい画面では、見えづらい細かい描写まではっきりと見ることができます。
また、ゲームによってはミリ単位の調整が必要なものも多くありますが、大画面でプレイすることで細かい動作が格段にしやすくなりライバルに差をつけることも。
さらに、スマホやタブレットのCPUの性能やRAM不足だった場合であっても、BlueStacks5を使用することで、PCのスペックでアプリを動作させることができるようになります。当然ですが、スマホやタブレットのように通信料やバッテリー残量を気にする必要がないので、アプリに集中することができます。
とにかくゲームアプリに特化された仕様
BlueStacks5では、様々なAndroidアプリを動作させることができますが、中でも特にゲームアプリに特化された・・・・というよりもAndroidゲームアプリの為にあるようなソフトウェアとなっています。
PC操作となる(ディスプレイが手元にない)ため、直感的な操作(スワイプ・タップ・ズームイン・ズームアウトetc・・・)ができません。ですが、これを補うための豊富なゲームコントロールカスタマイズが用意されています。
タップ・スクロール・スワイプ・ズームイン・ズームアウトなどは当然ですが、スマホには無い、連続タップや特定のボタンを任意の(キーボード・マウスに)キーを割り当てることも可能です。慣れるまで少し時間がかかる場合もありますが、コツをつかむとスマホ操作よりも操作性が向上するはずです。さらにXboxやプレステなど使い慣れたコントローラーを使用することも可能です。
また、スピード感のあるゲームは、高フレームレートでゲームが開発されていて低スペックのスマホやタブレットでは本来のゲームを再現しきれない場合がありますが、BlueStacks5では、高フレームレートで快適にゲームを楽しむことができ、さらにリアルタイム翻訳で海外の人気ゲームもリアルタイムで日本語に。言葉の壁を越えて、好きなゲームをストレスなく楽しむことができます。
複数のアプリケーションを同時に起動・プレイできる
BlueStacks5の大きな特徴の一つにマルチインスタンスなるものがあります。これは、複数のゲーム(アプリケーション)を同時にプレイできるというものです。
通常のAndroid端末の場合、バックグランドで動いていたとしてもプレイできるアプリケーションは一つです。しかしBlueStacks5では複数のゲームをその名の通り同時に同時に動かすことが可能です。PCの大画面なので、分割しても十分スマホ以上のディスプレイサイズを確保することができます。
例えば、マルチインスタンスを利用すれば、違うアカウントを作成して、全く同じゲームをプレイすることさえ可能です。本来は他のプレイヤーの力を借りる協力プレイも、自分自身という、連携・思考を共有できる最高のパートナーとゲームを有利に進めることができます。
BlueStacks5とBlueStacks4との違い
BlueStacksは2017年にBlueStacks3が正式リリースされてから、2018年にBlueStacks3が、そして2018年にBlueStacks4がリリースされBlueStacksは日々進化しています。そして、2021年にBlueStacks5がリリースされました。
細かい仕様はいろいろと変わっていますが、BlueStacks4からBlueStacks5では、《RAM(メモリ)の使用量の低下》《起動速度UP》《マルチタスクがより使いやすく》《セキュリティーの安全性向上》等が改善されています。
BlueStacks5のダウンロードとインストール手順《Windows10》
では、ここからはBlueStacks5のダウンロードとインストール手順について見ていきたいと思いますが・・・・その前にBlueStacks5を動かすための推奨環境にふれておきたいと思います。推奨システム環境は以下の通りです。
BlueStacks5を動かすための推奨システム環境 | ||
項目 | 必要最低限 | 推奨 |
OS | Windows 7以降 | Windows 10 |
プロセッサー | IntelまたはAMD | IntelまたはAMD |
グラフィック | オンボードまたはディスクリートコントローラー | |
RAM | 最低4GB | 8GB以上 |
ストレージ | 5GB以上 | 5GB以上のSSD |
一応、必要最低限システムでもBlueStacks5は動かせますが、ゲームによっては十分なパフォーマンスを発揮することはできません。余裕をもってゲームを楽しむために、推奨環境と言わず、それ以上のマシンがあると良いですね。ではダウンロードとインストールの手順についてみていきたいと思います。
手順1-BlueStacks5を公式サイトからダウンロードする
BlueStacks5は下記のリンク先からダウンロードすることができます。
BlueStacksは、この上なく快適なゲームプレイを実現する、安全性の高いWindows/Mac用無料モバイルゲームプラットフォームで、世界で最も高い人気を誇っています。
《ダウンロード-BlueStacks5》を選択してBlueStacks5をダウンロード、保存します。
手順2-ダウンロードしたBlueStacksInstallerを実行
ダウンロードしたBlueStacksInstallerを実行していきます。
《今すぐインストール》を選択すると、ダウンロードが開始されるのでしばらく待ちます。インストールできない場合は、ウイルスソフトにBlueStacksInstallerがひっかかってしまっている場合があります。その場合は、一度ウイルス対策ソフトを停止してから再度インストールを試すとインストールできる場合があります。
これでBlueStacks5のダウンロードとインストール完了です。作業時間はものの数分です。これで、PC上でAndroidアプリを動かすことができるようになりました。
Google Playストアにアクセスしてアカウントを作成(ログイン)する
BlueStacks5のインストールを終えても、まだGoogle Play内のサービスを使用することはできません。BlueStacks5は言ってみればPC内で動くAndroid端末を手に入れたようなものです。スマホの機種変更や新たにタブレットを購入した時同様にBlueStacks5にもGoogleのアカウントを設定する必要があります。
Google Playストアにアクセスしてログインを選択します。
画面左上に表示されている、《Google Playストア》を選択します。
次に、《Google アカウント》にログインするのですが、この時目的に合わせて《既存アカウントでログインする》か《新規アカウントを作成》するか選択してください。
例えば、Androidゲームアプリでサブアカウントを作ってメインアカウントをサポートしたいなら《新規アカウント》が必要な場合もあります。※同Googleアカウント内でも新規ゲームアカウントを作れば動くものも多くあります。《プライベートと仕事》《BlueStacks5専用》《圧迫しているクラウドストレージを分散》等の理由で《新規アカウント》作成しても良いかと思います。
逆に複数アカウントの管理が面倒くさい時は《既存アカウント》を流用するのも良いです。ただし、アプリによっては、同じアカウント内では複数の同アプリを動かすことができないものあるので、ご自身が《BlueStacks5》でしたいことをよく考えて、《既存アカウント》OR《新規アカウント》を選択するようにしてください。
今回は、《既存アカウント》で話を進めるので、《メールアドレス》 ⇒ 《次へ》 そして、《パスワードを入力》 ⇒ 《次へ》と進みます。新規アカウントを作成する場合は画面左下の《アカウントを作成》に進んでください。
ちなみに後述で詳しく触れていますが、《BlueStacks5》にはマルチインスタンス機能なるものがあるので、複数のアプリケーションを同時に動かしたり、別の(新規)Googleアカウントを後から追加して同時にアプリを動かすことも可能です。イメージとして《BlueStacks5》を一つPCに入れておけば、新規のAndroid端末を次から次へと増やせる感じです。
電話場号でアカウントを更新するかどうかを選択します。《BlueStacks5》はPC用なので、画面を下までスクロールしてスキップを選択。
Google利用規約に同意します。
Googleドライブへのバックアップ選択です。デフォルトではONになっているので、そのままで問題ないのでスルーして《同意》するを選択します。
これでGoogleアカウントの作成・ログイン完了です。これで後は、好きなAndroidアプリをPCの大画面&スペックで楽しむだけです。
BlueStacks5の基本的な使い方
では、ここからBlueStacks5の基本的な使い方について紹介していこうと思います。とりあえず大好きな【にゃんこ大戦争】を遊びながら解説していこうと思います。
カテゴリや検索等で好きなアプリを選んで、《インストール》を選択します。
すると《支払い方法》の設定に入ります。今回は課金するつもりは無いのでスキップを選択します。するとインストールが開始されます。しばらく待つとインストール完了です。
そのまま《開く》を選択するとゲームを開始することができますが・・・その前に画面解像度の設定をしておきます。
画面解像度の設定
デフォルトの場合、解像度が低いためディスプレイサイズに対して項目が大きく表示されすぎて画面が見づらくなっています。ですので解像度を上げて表示項目を小さくし画面を見やすくします。
まず、画面右端・サイドツールバーの《歯車-環境設定》を選択。
環境設定の《ディスプレイ》を選択。するとデフォルトで解像度が《960×540》になっていたので、推奨値の《1920×1080》を選択し《変更を保存》 ⇒ 《再起動する》を選択します。
これで表示サイズが小さくなり、かなりディスプレイが見やすくなりました。画面解像度はディスプレイサイズに合わせてお好みのもを選択してみてください。ではゲームをしていきたいと思います。
キーマッピングの設定
BlueStacks5の基本操作のほとんどはマウスで行うことが可能です。マウスでの基本操作(比較)は以下の通りです。
[比較]-マウスでの基本操作 | |
---|---|
スマホ(タブレット) | BlueStacks5 |
タップ | 左クリック |
ダブルタップ | ダブルクリック |
ドラッグ | 左クリックを押しながらマウス操作 |
スワイプ | 左クリックを押しマウス操作 直後に左クリックを離す |
ズームイン(アウト) | 《Ctrl》+《マウスホイール》 |
長押し | 長押し |
(ゲーム)アプリによってはマウス操作で十分にこと足りますが、すこし複雑な操作が必要なアプリの場合だと、マウス操作のみだとどうしても操作性がスマホ・タブレットに劣ってしまいます。例えば・・・・
大好きな【にゃんこ大戦争】の戦闘画面の場合、このようにクリックが必要な場所が、13箇所も存在します。高難易度のステージになると、これらの箇所を早押し大会レベルでタップする必要があるのですが、これがマウスのクリックのみだと、まず間に合いません。ここで大活躍してくれるのが、BlueStacks5のキーマッピング設定です。
キーマッピングを設定すると、画像のように任意の場所に、任意のボタンを配置することが可能となります。まるでタイピングをするようにゲームを進めることができるようになり、慣れればかなり操作性が向上します。
もちろん、スクロールやズームイン・ズームアウト等も任意のボタンを設定することができます。設定方法はとても簡単です。
画面右端・サイドツールバーの《キーボード-キーマッピング》設定ボタンを開いてい、一番下にある《キーマッピングエディター》から設定を行います。
《キーマッピングエディター》ではこのように任意の場所に任意のキーボードボタンを配置することができます。ゲームパッドを選択すれば、Xboxやプレーステーション等使い慣れたコントロラ―に《キーマッピング》することも可能です。
キーマッピングエディターでできることは以下の通りとなります。
キーマッピングエディタ | |
---|---|
項目 | 説明 |
タップスポット | タップが必要な場所にキー割り当て |
連続タップ | 連続タップ設定。タップ回数選択可能 |
十字キー | 移動用キーを割り当て |
狙う・視点移動・射撃 | シューティング用。射撃モード開始/終了 |
フリー視点 | 周囲を見回す操作を割り当て |
スクリプト | スクリプトを実行 |
スワイプ | スワイプをキー割り当て |
ズーム | ズームイン・アウトを割り当て |
傾斜 | デバイスを傾けて行うキー割り当て |
MOBA十字キー | マウスの右クリックで360度移動操作 |
MOBAスキルパッド | MOBAゲームでスキル・攻撃を発動 |
画面回転 | レーシングゲーム等のハンドルキー割り当て |
エッジスクロール | カソールを動かすことでマップ上をスクロール |
スクロール | スクロール速度を調整 |
このように《環境設定》や《キーマッピング》等様々な機能がサイドバーに集約されています。せっかくなのでサイドツールバーでできることを簡単にまとめておきます。ちなみにサイドツールバーの多くにはショートカットキーが割り当てられているので、使用頻度が高いものはショートカットを覚えておくとかなり便利です。
サイドツールバーできること
BlueStacks5ではサイドバーに下記のツールが用意されています。
番号 | 項目 | ショートカット | 説明 |
① | 全画面表示 | [F11] | 全画面表示のオン・オフを切り替え |
② | 音量 | [ctrl+shiftt+↑][ctrl+shiftt+↓] | ボリュームコントロール |
③ | カソールロック | [ctrl+shiftt+F8] | 画面外にマウスカソールが出ないようにする |
④ | キーマッピング | [ctrl+shiftt+A] | キーマッピングの設定を開く |
⑤ | 同期操作 | [ctrl+shiftt+F9] | 同期可能なアプリは同期する |
⑥ | メモリ解放 | [ctrl+shiftt+T] | メモリを解放する |
⑦ | APKインストール | [ctrl+shiftt+B] | フォルダに保存されているAPKファイルをインストールする |
⑧ | スクリーンショット | [ctrl+shiftt+S] | スクリーンショットを撮影します |
⑨ | メディアフォルダ | [ctrl+shiftt+6] | スクリーンショットを保存したフォルダを開く |
⑩ | 画面回転 | [ctrl+shiftt+4] | 画面の向きを[縦・横]切り替える |
⑪ | シェイク | [ctrl+shiftt+3] | 端末をフル動作を行います |
⑫ | 位置情報 | [ctrl+shiftt+K] | 端末の位置情報を設定します |
⑬ | マルチインスタンス | [ctrl+shiftt+8] | マルチインスタンスマネージャーを開く |
⑭ | エコモード | [ctrl+shiftt+F] | ゲームプレイに必要なリソースの消費量を節約します |
⑮ | 環境設定 | [ctrl+shiftt+I] | 環境設定を開きます |
⑯ | 戻る | [ctrl+shiftt+2] | 一つ前の画面に戻ります |
⑰ | ホーム | [ctrl+shiftt+1] | BlueStacksのホーム画面を開きます。 |
⑱ | 最近使用したアプリ | [ctrl+shiftt+5] | 最近使用したアプリを一覧表示します |
またこれらのショートカットは《環境設定》 ⇒ 《ショートカット》からいつでも任意のショートカットに変更することができます。
マルチインスタンスマネージャーの使い方
早速ですが、マルチインスタンスを使用すれば、このように複数のアプリ(ゲーム)を同時にプレイすることができます。画像左は《にゃんこ大戦争》、右は《モンスターストライク》を開いて同時にゲームを進めています・・・とても忙しいです。
また、別のゲームアカウントを作れば、一人二役で同じゲームをプレイすることも可能です。例えば、複数人でプレイするマルチプレイを一人で遊んだり、一方は素材集め&補給、一方は前線で戦闘等・・・マルチインスタンスの活用方法は多岐に渡ります。
手順1-マルチインスタンスマネージャーを開く
《マルチインスタンスマネージャー》アイコンを選択、もしくはショートカット[ctrl+shiftt+8]でBlueStacksマルチインスタンスマネージャーを開きます。
手順2-[新規インスタンス]OR[インスタンスの複製]を選択
既に作成済みのインスタンスとbit数が表示されています。新規でインスタンスを作成する場合は画面左下の《インスタンス》を選択します。
次に新規のインスタンスを[新規インスタンス]もしくは[インスタンスの複製]から選択します。
新規インスタンスはGoogleアカウントを新規で取得したり、異なるbit数のインスタンスを使用したい場合に選択します。アプリによっては、複数同アプリを動かすためには、Googleアカウントの変更が必要だったり、bit数が指定されているアプリもあるので、自分が《どのアプリを》《どのように使用したいか》で使用するインスタンスは異なってきます。
次にインスタンスの複製はその名の通り、既存のインスタンスを複製します。基本設定はデフォルトで問題ありませんが、PCの負荷が心配な場合はCPUコア数やメモリの割り当てを下げると良いでしょう。ちなみに複製できるインスタンスは停止しているもののみです。複製したいインスタンスが稼働している場合は、停止させてから複製するようにしましょう。
追加作成したインスタンスはインスタンスマネージャーで各種設定を変更したり、簡単に削除することができます。
BlueStacksのマルチインスタンスはかなり便利ですが、かなりCPU・メモリに不可がかかります。PCのスペックがそれなりに高くないとパフォーマンスが落ち動作が遅くなるのでそこだけは注意が必要です。
BlueStacksと、その危険性について
AndroidアプリをPCで動かしたい方にとって、BlueStacksがとても重宝します。しかも無料で使用することができます。そこで気になってくるのがBlueStacksの安全性ではないでしょうか?
結論を先に言ってしまうと、BlueStacksに危険性は少なく使用するにあたってそれ程神経質に必要はないかと思います。
開発はアメリカのソフトウェア企業《Bluestack Systems》
BlueStacksはローゼン・シャルマが2009年に設立したBluestack Systemsで開発されたAndroid エミュレータとなっています。設立は2009年と比較的、新しい企業となっていますが、3年後の2012年には、たった数十日で100万ダウンロードを超えるApp Playerのベータ1バージョンを公開しています。
その後、《BlueStacks 3》《BlueStacks 3N》《BlueStacks 4》《BlueStacks 5》と、改良したAndroidエミュレーターを次々にリリースし2022年4月現在世界NO.1のAndroidエミュレーターとなっています。
ちなみにBlueStack Systems, Inc.の株主構成は、
半導体素子メーカー Intel Capital,
アメリカの半導体メーカーの AMD,
移動体通信の通信技術および半導体の設計開発を行う Qualcomm,
韓国のテクノロジー企業 Samsung
日本の大手総合商社住友商事グループ等の大企業が顔を並べます。
世界NO.1 Androidエミュレーター
繰り返しになりますが、BlueStacksは世界NO.1のAndroidエミュレーターです。世界累計ダウンロード数は10憶回を越え、5億人以上のアクティブユーザーがいます。
《ユーザー数》=《安全・安心・危険性は無し》・・・とはいきませんが、これだけ多くのユーザーに評価されているということは、《安全》の大きな指標の一つになるのではないでしょうか?
また、これだけのユーザー数を抱える企業にとってコンピューターウイルス・バックドア(マルウェア)は脅威以外の何物でもありません。企業側も脆弱性・セキュリティーホール等があると大変なので、定期的にソフトウェアをアップデートしているので、気になる方は定期的にBlueStacksのアップデート情報を確認することをオススメします。
アップデートについては、《環境設定》 ⇒ 《お問い合わせ》 ⇒ 《アップデートを確認》から行えます。
BlueStacksが格納されているフォルダを丸々ウイルススキャンしてみました
私の環境下では、BlueStacksが格納されてるフォルダーにファイル数が174、フォルダー数が17となっているので、これらすべてをセキュリティー対策ソフトのマカフィーでウイルスチェックしてみました。
当然何も検出されません。この結果で完全な安全を証明できるというものではありませんが、とりあえずマカフィーで検出されるようなウイルスは含まれていないことがわかりました。
まとめ-BlueStacks5の危険性-インストール手順から基本的な 使い方も解説!
今回はBlueStacks5の危険性-インストール手順から基本的な 使い方も解説!について紹介させていただきました。BlueStacksは本当に優れたAndroid エミュレータで、PCでAndroidアプリを動かしたいなら、個人的にはBlueStacks一択と思っています。
唯一デメリットをあげるとしたら、便利なマルチインスタンスを使用するとPCのパフォーマンスがかなり落ちてしまうというところくらいです。・・・が、これはPC側のスペックに大きく依存するので、ハイスペックのPCであれば、ストレスなくマルチインスタンスで複数アプリを楽しむことが可能です。